シューティングガード?セカンドガード? 2番ポジションの言い方が2種類ありますね。言い方が違うだけで役割りは変わりないです。
ここではシューティングガード(SG)として話を進めていきます。
シューティングガードとして覚えた方がいいスキルについてはここにも掲載しております。
シューティングガードの役割
シューティングガードの役割としては、別のページでも書いたように2番目のガードとしてボールを受け取ることが大事です。
下が役割についての参考記事になります。
上記で記載した役割は大まかなもので、それをもっと細かく記載をすると
・カット、スクリーンを使ってファーストパスをもらう
・アウトサイドシュートを入れる
・ドライブからのシュート、パスを積極的に行う
・2線で簡単にボールを持たせないディフェンス
この5点だと思います。
シューティングガード(SG)の動き方
まずは、シューティングガードとしてどのスペースを狙っていくのか説明します。
ポイントガードからボールを受け取る場合
シューティングガードが45度にいると想定します。
この灰色のスペースでボールをもらえるとベストです。
なぜベストかというと、
このシチュエーションだと、
相手の戻りが遅く離れてた場合はシュート
相手がシュートを警戒して急いで寄ってきた場合は合わせてドライブ
デフェンスとの間合いが絶妙な場合は⑤または①にパス
とオフェンスの手札が多いです。
この時の動き方としては、
① カットプレイをしてボールをもらう
② スクリーンを使ってボールをもらう方法
があります。
カットプレイをしてボールをもらう
1.ゴールに向かってカットインをします。
2.デフェンス②はコースを塞いできますので、身体で相手を押し込んで、素早く元の位置に戻りましょう。
これをIカットと言います。
スクリーンをつかってボールをもらう
1.⑤のいるローポストに向かって走ります。
2.⑤がと横並びになったら、スクリーンをかけてもらい灰色のスペースに戻ります。この場合、⑤との連携があるので打ち合わせをしてからプレイスタートになります。
また、ボールがフロントコートに入ってから動き出すと、①にかなりの負担をかけるのでフロントコートに入る前に動きましょう。
ゴールへのアタックからのパスを受け取る
①がドライブをしかけてゴールにアタックした場合、ドライブに合わせて赤枠の中に向かって走ってください。
この赤枠にいることで①に対して⑤がヘルプディフェンスを仕掛けてきます。その場合、⑤にパスするコースがありますが、それだと読まれる可能性があります。
そのため、もう一つオフェンスの手札としてシューティングガードは外のスペースを埋めましょう。
この動きによって①がプレイしやすくなります。
2線でボールをもらわせないディフェンス
ディフェンスには1線、2線、3線というポジションがあります。シューティングガードは2線でのポジションで相手をマークすることが多いです。そのため、簡単にパスを出させないディフェンスが要求されます。
タイトにディフェンスをすると、スクリーンで振り切られやすくなります。そのため、
図のような場所でマークマンにボールが入らないようにディナイします。ここで注意するのは、バックカットを狙われるので重心は後ろにしておく必要があります。
このディフェンスポジションを実際にやられると全然ボールがもらえなかったです。相手が上手いってこともありましたが、バックカットを狙ってもついてきますし、スクリーンに引っ掛けようとしてもスライドしてついてくるし・・・マジで嫌な経験をしました。
役割をこなすために
やはり、このポジションにつくというならば、アウトサイドのシュートが入れる必要があります。そのためには、実践で使えるシュート練習が必要です。
止まってのシュート練習は意味がありません。
フォームを確認するだけになります。
ドリブルからのシュート、ボールを拾ってからのシュート、ステップを踏んでからのシュートなど動作をつけてシュート練習をしましょう。
社会人になってからシューティングガードというポジションを務めるようになって、いろいろ考えさせられる場面が多いです。その中でも、手探りですが自分が見つけたことをまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
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