アーリーオフェンスでのシステムオフェンス(その1)

未分類
スポンサーリンク

速攻のときは、スリーメンで決めて、セットオフェンスのときはUCLAカットと・・・うーん。速攻で攻めれないけど、早く攻める方法って何かないかな

珍しい。作戦を考えているとか明日雨でも降るんじゃないか

そろそろ、作戦を考えて練習しないと試合で上手く使えないと思って、考え始めました まる

それはいいことだと思うよ。実際に試合でできることって練習してきたことしかできないしね

そうそう。だから、どのシステムを利用しようかなーって。でも、なんか足りない気がして・・・なんかいいのない?

それなら、ピストルオフェンスっていうのはどう?

指差しオフェンス?

いや、オフェンスのフォーメーションというかルールみたいなシステムだよ

スポンサーリンク

アーリーオフェンスとは

速攻みたいな数的有利な状況ではないが、ディフェンスが戻り形が整っていない時に素早く行うオフェンスのことを言います。
速攻→アーリーオフェンス→セットオフェンス→フリーオフェンスという順番でオフェンスは展開されます。

そのため、アーリーオフェンスは速攻は狙えないが相手を全員戻ってくる前に決めたいというときに行います。

アーリーオフェンスでのシステム

今回紹介するオフェンスのシステムは「ピストルオフェンス」と言います。
そのピストルオフェンスはシンプルかつ有効なオフェンスとなっています。

ただ使う場面の条件として

ディフェンスが完全に戻っていないこと
このときに使うオフェンスです。

ピストルオフェンス

では、ピストルオフェンスの方法を紹介します。

センターからガードへボール

画像内の条件
・赤色の数字はオフェスのプレイヤー(記事内はと表示します)
・青色の数字はディフェンスのプレイヤー(記事内はと表示します)
・白丸はボール
・点線はパス
・緑の線は動く方向を表しています。
・動きの順番はA⇒B⇒C・・・アルファベット順になります。
また、数字の
1はポイントガード
2はシューティングガード
5はセンター
となります。
センターがリバウンドをとった後、ポイントガードにパスを渡した状態はこうなります。
(たぶんディフェンスのは、こんなに早く戻ってないと思いますが・・・)

②にパスを出す

A:はフロントコートにボールを入れるためににパスを出します。
B:⑤のセンターポジションは自身も得点に関わるためにフロントコートへ向かってください。

個人的な意見ですが、センターがオフェンスに参加をしないと、このシステムは成功しないと思っています。なぜかと言いますと、今のセンターは3ポイントも打ててミドルも入る人が多いです。そのため、オフェンスが止まってしまった時の”保険”としての役割があります。

フロントコートにボールが入ったら

C:にハンズオフ(手渡しパス)か短い距離でのパスを行ってください。この際に、をスクリナーとして意識してボールをもらってください。
D:はボールを受け取ったらをスクリーンにしてゴールに向かう動きをしてください。
E:はフリスローレーンへと向かってください。ハイポストで陣取りを行ってください。

成功すると以下の図みたいな形になります。

F:のディフェンスはのスクリーンに引っかかり、のディフェンスはヘルプに行く形になります。

ゴールを狙うために

G:ゴールを狙うために、①はドライブを仕掛けます。それに合わせる形で、②はゴールに向かってダイブをします。

②がダイブすることでオフェンスの人数は3人になります。そのため、数的有利も演出でき、⑤のディフェンスがヘルプに動くと⑤がフリーになりセカンドシュートチャンスが生まれます。

まとめ

ピストルオフェンスは、NBAで流行っていた時期があります。そのため、潰し方も研究されていますが、展開次第ではアーリーオフェンス→セットオフェンスへの展開もスムーズに移行できるオフェンスシステムになります。

 

コメント