バスケのトレンドは年々変わってきます。ガード、フォワード、センター…
ポジションによって必要となる技術や考え方も変わってきており、それに対応するようにコーチも勉強をしてチームを作っていきます。
その中でも近年一番変化したのがセンターです。どのように変わってきたか説明をしたいと思います。
センターに求められるもの
センターに求められる技術は、リバウンド、ポストプレイ、フィジカルとあります。
これらの技術は、かなり必要です。
センターがリバウンドをもぎ取るために、仕事をしないとオフェンスとディフェンスが上手く循環させることができません。
また、身体を使ったポストプレイで点を取らないと大事な場面で確実に点を稼ぐことができません。そのためフィジカルが大事になってきます。
ただ、近年バスケットでは3Pシュートの重要性が高まってきています。そのため、センターだからシュートレンジが狭くても大丈夫!とは思ってはいけません。
シュートレンジの拡大
ここ数年ですが、ペイントエリア内ではなくアウトサイドからシュートを打つセンターが増えてきています。日本代表センターのファジーカス選手がいい例です。
彼は自分のディフェンスを拡げるために3Pシュートをガンガン決めていくセンターです。そのため、ディフェンスも対応するため、他のプレイが活きていきます。
ディフェスでの指示力
センターはディフェンス時に3線ポジションにいるケースが多いです。3線は全体のディフェンスの位置を見ないといけませんので、自ずとどこのバランスが悪いかわかるはずです。そのため、指示を出してバランスを整えたり、トラップを仕掛けて誘い込んだりします。
スクリーンの嗅覚
身体が大きなプレイヤーやフィジカルが強いプレイヤーは、スクリナーとして活躍ができる場面が多くあります。センターを任されているプレイヤーは身体が大きく、当たり負けが少ない人が大半だと思います。そのため、スクリナーとしてどの角度で、どの位置でスクリーンをするのかを考えてプレイをするとより選択肢が増えてプレイの幅が増えます。
ボールをコントロールする
センターで一番重要なのがボールをコントロールする技術です。
なぜ必要なの?と思う人もいると思いますが、少しイメージしてください。
相手に身体を当てながらのドリブル
相手に身体を当てながらのシュート
ステップ時のボールハンドリング
どれもボールをコントロールする事が重要となる場面だと思います。そのため、ドリブルの練習やボールハンドリングの練習は欠かさずにやりましょう。
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