今回はトップ・両ウイングからスタートする3対3の方法を教えてよ
いいよ。何か目的があるの?
うーん。両ウイングからも攻めれるといいかなーって思ったのと、広くスペースを使ってのオフェンスの練習かな?
・・・
どうしたの?
しっかりした考えが飛んできて、受け止めきれなかった
マジか
トップ、両ウイングから始める3対3
3対3を行う時に、トップからスタートして両ウイングがボールを貰うために動き出します。この練習方法は、スペースを広く使えるためバスケのオフェンスの発想力を鍛えるのに適しています。
どこに動くと味方と連携がとれるかを意識してください。
・赤色の数字はオフェスのプレイヤー(記事内は①と表示します)
・青色の数字はディフェンスのプレイヤー(記事内は①と表示します)
・白丸はボール
・点線はパス
・緑の線は動く方向を表しています。
・動きの順番はA⇒B⇒C・・・アルファベット順になります。
初期位置
①がトップ、②と③はウイングに配置します。ここからのドライブで仕掛けたり、②③がスクリーンプレイやカットプレイなどでオフェンスを展開します。
動き方はどんなのがあるの?
今回紹介する動き方は、フレアカットとクロススクリーンからのピックアンドロール。
フレアカット
フレアカットを狙う動き方を紹介します。
A:①は②にパスをします。
B:③は②がパスを受け取ったら、①に対してスクリーンをします。
C:①は③のスクリーンを利用するために動きます。
D:①は①がスクリーンにかかったのを確認したら、ゴールに向かわずにショートコーナを目指してカットします。
E:②は①の動き出しに合わせてパスをします。
クロススクリーンからのピックアンドロール
クロススクリーンからピックアンドロールを狙う動き方を紹介します。
A:③は②が通るための道にスクリーンをセットします。
B:②は③のスクリーンに自分ディフェンスをぶつけるようにローサイドを通ります。
C:③は①にスクリーンをかけます。
D:②は③を外に連れていくためにショートコーナーに広がります。
E:①はわざと②に近づくようにドライブを仕掛けます。
F:②が①に寄ったタイミングで③はゴールに向かってダイブをします。
G:①は②と③の間を通すようにパスを出します。(パスするときに②の股下を通すのも有効な手段です)
スペースの使い方は実践でも使える
トップと両ウイングの3対3は、スリーポイントエリアから中が大きくスペースが空いているから、それを利用するようにオフェンスを組み立てる意識をした方がいいよ
それ、冒頭で言ったよね
言ってたね。だから、スペースを有効活用できる動きを紹介したよ。
フレアカットはサイドのスペースを有効活用できる動きだし、ピックアンドロールはペイントエリアを有効活用する動きだしね
有効活用って言葉多いな
うるさい
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