バスケットボールをする中で、1on1のオフェンスが難しく感じる人も少なくありません。現在進行形で筆者も悩んでいます。
相手の運動能力の差、身体の大きさの差など、ミスマッチが発生して1対1が消極的になって行くと、相手の思うツボです。ただ、打開策がなく行動することはチームに迷惑をかけます。そんな場合は、”発想で勝つ”ことを意識しましょう。
1対1の考え方について
1対1、1on1とはどのようなことを想像しますか・・・
多分、読者さんの考える1対1は、オフェンスがボールを持った状態の1対1のことを想像していると思います。そのイメージは正解ですが、本当の正解ではありません。
本当の正解は・・・
オフェンスとディフェンスが対峙したら全部1対1です。
どこが違うの?と思うかもしれませんが、重要なのはボールを持っていようが、持ってなかろうが関係ないという点です。
1対1でオフェンスが意識するポイント
オフェンスで意識する必要があるポイントは、ボールを持っている時、ボールを持っていない時、共通項目と分けて説明いたします。
ボールを持っている時に意識するポイント
ボールを持っている時に意識するポイントは
・ボールを持った時の相手との距離はどれくらいか
・どっちに方向をづけをしているか
この意識するポイントは、この項で一番大事な「ディフェンスとのズレ」を作るために必要なことです。
ボールを持っていない時に意識するポイント
ボールを持っていない時に意識するポイントは
・相手の目線
・カットインへの対応
オフボールの動きで1対1が勝てるかどうか決まってきます。そのために意識して相手を観察するポイントが上記の3つです。
3線で自分との距離をかなり空けるプレイヤーなのか、
2線から1線に変わるときにどう動くプレイヤーなのか、
IカットVカットを仕掛けた時にどう動くプレイヤーなのか、
ボールサイドカットにはどうやって対応するプレイヤーなのか、
等を観察していると自ずと、ズレのできるタイミングがわかってきます。
そのズレが1対1での勝つためのチャンスになります。
両者とも共通するポイント
既にお分かりだと思いますが「相手を観察してズレを作る」
ことです。試合中に点をよく決めるプレイヤーはゴールに効率よく近づくバスケットボールプレイヤーです。
そのために相手の動作を確認して癖や考え方を把握します。
例えば、
前後の距離のギャップ(ズレ)を作れます。
左に大きくジャブステップして足を動かしてくるなら左右のギャップ(ズレ)ができて、右側を抜くこともできます。
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