ね、もっと簡単にシュートを打てる簡単なプレイってないの?
そもそも簡単なんてないよ。どのプレイも練習あっての結果だからね
でもさ、NBAとか見てると簡単にフリーになってるプレイとかあるよ。あれ。あれがやりたいの
簡単にフリーになっているように見えるけど、あれは組織としての戦術が上手く行ってるからであって簡単にフリーになっているわけではないよ。状況やポジションを考慮して行っているから凄まじく高度なプレイだよ
じゃ、なんでもいいから、その高度なプレイを紹介しなさい
(完璧に伝えれたらNBAのコーチになってるわ)
セットプレイとは
セットプレイとは、そのチームで採用しているオフェンスのルールみたいなものです。よくデザインプレイや、ナンバープレイと呼ばれるプレイになります。
ポイントガードが合図を出して、プレイを展開することが多くあります。
シューターを活かすセットプレイ
ここではフィニッシャー(最後にシュートを打つ人)が決まっているセットプレイを紹介します。画像を使って紹介しますので画像内の条件は以下のようになります。
・赤色の数字はオフェスのプレイヤー(記事内は①と表示します)
・青色の数字はディフェンスのプレイヤー(記事内は①と表示します)
・白丸はボール
・点線はパス
・緑の線は動く方向を表しています。
・動きの順番はA⇒B⇒C・・・アルファベット順になります。
初期のセットポジション
スクリーンプレイを開始
A:②の選手は①に対してスクリーンをかけにいきます。
B:Aと合わせて③の選手は④にスクリーンをかけていきます。
スクリーンを使ってフリーを演出する
A:①はドライブを仕掛けてスクリーンを利用する
B:④は③のスクリーンを利用する。この時、③がいた場所に行くと次のプレイに影響があるので、カールカットをするフリをして③のディフェンスに止められたように演出してください。
ローポストからウイングポジションへ
A:⑤は③と④の空いているところを目掛けて走り込んでください。
ディフェンスをシャットアウトする
A:③は⑤が通ったところを塞ぐようにスクリーンをかけます。また、④は③がヘルプに行かないように抑えます。
B:フリーになった⑤に対して①はパスを出します。
C:②は⑤のシュートが落ちてもいいようにリバウンドに入ります。
まとめ
最終の形は図のようになれば、⑤はフリーでシュートを打てる形になります。
このプレイはたまにバスケの試合とかでも使われる有効なセットオフェンスです。何かチームでアウトサイドでのセットオフェンスが欲しいときに採用してみてください。
コメント